ワークフロー2025-10-20DockBuddy Team

プロカメラマンの撮影後ワークフロー|整理時間を90%削減する方法

撮影後のファイル整理に時間を取られていませんか?プロカメラマンが実践している効率的なワークフロー、DockBuddy Organizerの活用法、よくあるトラブルと解決策を解説します。

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プロカメラマンの撮影後ワークフロー|整理時間を90%削減する方法

プロカメラマンの撮影後ワークフロー|整理時間を90%削減

プロカメラマンにとって、撮影後のファイル整理は避けて通れない作業です。しかし、この作業に時間を取られすぎると、本来集中すべき編集作業や次の撮影準備に支障が出てしまいます。

この記事では、実際のプロカメラマンが実践している効率的なワークフローをご紹介します。

従来のワークフローの問題点

よくある非効率な作業フロー

撮影終了
↓
SDカードからPCへコピー (5分)
↓
Finderで日付別フォルダを手動作成 (3分)
↓
ファイルを1つずつ移動 (15分)
↓
RAWとJPEGを分別 (10分)
↓
カメラ機種別に整理 (10分)
↓
重複チェック (5分)
↓
やっと編集開始... (合計48分後)

問題点:

  • ⏰ 整理だけで約1時間消費
  • 😫 単純作業の繰り返しでストレス
  • 🐛 ヒューマンエラーが発生しやすい
  • 💸 時間的コストが大きい

時給換算すると...

フリーランスカメラマンの平均時給を¥5,000とすると:

  • 整理作業1時間 = ¥5,000のコスト
  • 月20日稼働 = ¥100,000の損失
  • 年間では = ¥120万円の機会損失

この時間を編集や撮影に使えたら、収益は大きく変わります。

改善されたワークフロー(DockBuddy活用)

メモリーカード管理

理想的なフロー

撮影終了
↓
SDカードからPCへコピー (5分)
↓
DockBuddyアイコンにドラッグ (1秒)
↓
自動整理完了 (5秒)
↓
すぐに編集開始! (合計5分10秒)

改善効果:

  • ⚡️ 整理時間が1時間→5分に短縮
  • 🎯 90%以上の時間削減
  • ✨ ヒューマンエラーなし
  • 💰 年間**¥110万円**の時間を創出

実践的なワークフロー設定

ケーススタディ1: ウェディングフォトグラファー

撮影内容:

  • メインカメラ: Canon EOS R5(RAW + JPEG)
  • サブカメラ: Sony α7 IV(RAW + JPEG)
  • 撮影枚数: 2,000〜3,000枚/日

DockBuddy設定:

仕分けルール1: EXIF撮影日時 → 年月日フォルダ
仕分けルール2: カメラ機種 → サブフォルダ
仕分けルール3: ファイル形式 → RAW/JPEG分離
重複検出: 有効

整理後のフォルダ構造:

2025_01_20_山田様結婚式/
├── 挙式/
│   ├── Canon_EOS_R5/
│   │   ├── RAW/
│   │   └── JPEG/
│   └── Sony_α7IV/
│       ├── RAW/
│       └── JPEG/
├── 披露宴/
│   ├── Canon_EOS_R5/
│   └── Sony_α7IV/
└── エンドロール素材/

作業時間:

  • 従来: 撮影後の整理に45分
  • DockBuddy導入後: 3分で完了
  • 削減時間: 42分/日 → 月840分(14時間)

ケーススタディ2: 商品撮影スタジオ

撮影内容:

  • 1日300〜500商品撮影
  • 各商品3〜5アングル
  • SKUコードでファイル命名

DockBuddy設定:

仕分けルール1: ファイル名パターン → SKU別フォルダ
仕分けルール2: 撮影角度(番号) → サブフォルダ
仕分けルール3: レタッチ前/後 → 分離
重複検出: 有効(最新版のみ残す)

ファイル命名規則:

SKU12345_angle01_raw.CR3
SKU12345_angle02_raw.CR3
SKU12345_angle01_edited.jpg

整理後のフォルダ構造:

2025_01_商品撮影/
├── SKU12345/
│   ├── angle01/
│   │   ├── raw/
│   │   └── edited/
│   ├── angle02/
│   └── angle03/
├── SKU12346/
└── SKU12347/

作業時間:

  • 従来: 商品ごとに手動仕分け60分
  • DockBuddy導入後: 2分で完了
  • 削減時間: 58分/日

ケーススタディ3: 動画クリエイター(YouTube)

撮影内容:

  • 4K動画素材(メイン)
  • サムネイル用写真
  • 音声ファイル(別録り)
  • プロジェクトごとに管理

DockBuddy設定:

仕分けルール1: ファイル形式 → 動画/画像/音声
仕分けルール2: 解像度 → 4K/1080p分離
仕分けルール3: 撮影日時 → 企画別フォルダ
重複検出: 有効

整理後のフォルダ構造:

2025_01_20_新製品レビュー/
├── 動画素材/
│   ├── 4K/
│   └── 1080p/
├── サムネイル/
│   ├── RAW/
│   └── JPEG/
└── 音声/
    ├── メイン音声/
    └── BGM/

作業時間:

  • 従来: 素材整理に30分
  • DockBuddy導入後: 3分で完了
  • 削減時間: 27分/本 → 週3本で81分(1.3時間)

設定の保存と活用

1. 案件別設定の保存

撮影ジャンルごとに設定を保存:

  • ウェディング: カメラ機種・時系列重視
  • 商品撮影: SKU・アングル別
  • ポートレート: レンズ・絞り値別
  • 風景写真: 撮影地・時刻別
  • スポーツ: 連写・シャッタースピード別

2. 設定の共有

チームで同じ整理ルールを使用:

1. 設定をエクスポート
2. チームメンバーにSlackで共有
3. インポートして即座に使用開始
→ チーム全体で統一されたフォルダ構造

3. クライアント別設定

納品形式に合わせて自動整理:

クライアントA様: RAW + JPEG分離、日付別
クライアントB様: JPEG のみ、イベント別
クライアントC様: RAW + 編集済み、撮影場所別

よくあるトラブルと解決策

トラブル1: 重複ファイルの大量発生

原因:

  • バックアップとの混在
  • 複数回の取り込み
  • リネーム後の元ファイル残存

解決策:

DockBuddyの重複検出機能を使用:

設定:
☑️ ファイルハッシュで完全一致を検出
☑️ 撮影日時が同じ場合も検出
☑️ 古い方を自動削除 or 別フォルダへ移動

トラブル2: EXIF情報が正しく読めない

原因:

  • カメラの日時設定ミス
  • レンズ情報が記録されていない
  • ファイル破損

解決策:

フォールバック設定:

優先順位:
1. EXIF撮影日時
2. ファイル作成日時
3. ファイル名のパターン
4. 手動指定フォルダ

トラブル3: フォルダ構造が複雑になりすぎる

原因:

  • ルールの設定しすぎ
  • 階層が深すぎる

解決策:

シンプルな構造を心がける:

❌ 悪い例:
2025/01/20/Canon/EOS_R5/RAW/ISO_100/F2.8/50mm/

✅ 良い例:
2025_01_20_撮影名/Canon_EOS_R5/RAW/

ポイント: 3階層以内に収める


トラブル4: 処理速度が遅い

原因:

  • 外付けHDDが遅い
  • ネットワークドライブ使用
  • 大量ファイルの一括処理

解決策:

  1. SSD使用: 外付けでもSSDを選ぶ
  2. ローカル処理: まずMac内蔵SSDに整理、後でNASへ
  3. 分割処理: 1,000ファイルずつ処理
処理速度比較(1,000ファイル):
- 内蔵SSD: 3秒
- 外付けSSD: 8秒
- 外付けHDD: 45秒
- NAS (1Gbps): 120秒

バックアップ戦略との統合

3-2-1ルール

整理後のファイルは必ずバックアップ:

3: 3つのコピー
  ├── オリジナル(Mac内蔵SSD)
  ├── バックアップ1(外付けSSD)
  └── バックアップ2(NAS/クラウド)

2: 2種類のメディア
  ├── SSD
  └── HDD/クラウド

1: 1つはオフサイト
  └── クラウドストレージ(Backblaze等)

Time Machineとの連携

DockBuddyで整理
↓
指定フォルダに保存
↓
Time Machineが自動バックアップ
↓
週1でクラウドに手動同期

まとめ: 時間を買う投資

導入効果(月間)

項目従来DockBuddy導入後削減
整理時間/日45分3分42分
月間(20日)900分60分840分
時間換算15時間1時間14時間
金額換算(時給¥5,000)¥75,000¥5,000¥70,000

年間削減効果: ¥840,000

投資回収

  • DockBuddy Organizer Pro: ¥1,200(買い切り)
  • 月間削減コスト: ¥70,000(時給¥5,000として計算)
  • 回収期間: 約0.5日

無料版でも50ファイル/セッションまで利用可能なので、まずは無料で試すことができます。


次のステップ

  1. 無料トライアルで体験

    • まずは実際の速さを実感
  2. プリセット作成

    • よく使うパターンを登録
  3. チームで共有

    • 全員で効率化
  4. ワークフロー最適化

    • 編集ソフトとの連携も改善

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